社長の中出です。
皆さん、ご両親様のご自宅を売りたいけれども、不動産会社に売ってもらえないケースがある事はご存知でしょうか？
昨日は、トレンドセミナーにて、田口多津先生による民事信託（家族信託）の講義を受けてきました。
よくご相談があるケースとして、ご両親様がご高齢になられ、今後施設に入られる、あるいは、介護資金確保のために、登記名義人であるご両親様のご自宅を売って下さいというご依頼を受けます。
しかしながら、万が一、名義人であるどなたかが、認知症なられておられたり、重度のご病気を患われておられたりした場合で、不動産会社担当者若しくは司法 書士が、登記名義人様に「ご自宅を売ってもよいですか？」との意思確認をさせて頂く際に、ご返答を頂けない様なケースは、折角のご売却依頼をお断りするこ とになってしまいます。
要するに、不動産を売却する場合は、全ての共有登記名義人による売却意志（売ってもいいですよ）の確認が必要だという事です。
又、その様なご両親様のご預金を通帳から引き出そうとしても、本人確認（出金してもいいですよ）ができない場合は、金融機関から断られる事にも注意が必要です。
これでは、ご両親様はもとより、これから介護をなされるご家族の皆様も途方に暮れられる事となってしまいますね。
そんなことになられないように、これからの高齢化社会に備えて、民事信託（家族信託）を考えて見られればいかがでしょうか？
「備えあれば、憂い無し」です。
不動産のご相談は、何なりとお気軽に、グッドライフパートナーズまでお問い合わせ下さい。
